ブラッセリー ジョンティー開業に向けて

昨年から独立に向けて動き出し、三月開業を目指していたが決まっていた物件がおじゃんになり、人生とは思い通りに行かないもんだと痛感しながらチャリで都内の不動産を虱潰しに周り、ようやく素晴らしい物件に出会えた。

後は、現所有者の方との造作譲渡の値段交渉のみ。上手く行けば5月にオープンできる。

現所有者の方は年配のご夫婦で現在うどん屋さんを経営しているが、奥様が昨年末に腰を悪くしてしまったらしく、約二年の営業を経て、お店を閉められる決心をされたようだ。

お店のつくりは木造の古家で二階建て。外見はヤバイが店内はとても綺麗なつくり。ご夫婦のここのお店に賭けた情熱が伺えた。

このお店の情熱を引き継げるのは自分しかいないと、思い上がった自信もある。

あとは不動産屋さんに全てを託し、日々、返事を待っている。お金の交渉とは、本当に大変だと思った。

さて自分自身が何をコンセプトとしてお店を運営していくかというと、大好きなフランスはアルザス地方のワインと料理をメインとした「ブラッセリー」。名物のタルト・フランベやシュークルートとアルザスワインの相性は抜群。それに使うキャベツの酢漬けやベーコン等は全て手作りで召し上がって頂く。

楽しいことばかりではないと思うが、どうにか長く営業できるよう頑張って良い物を提供し、アルザスの素晴らしさを少しでも伝えて行けたらと思う。